五等分の花嫁117話の感想です。※ネタバレ含みますのでご注意ください
予想通り、五月と二乃のお話に突入しました。
五月の気持ち
四葉と風太郎がお互いの気持ちを確かめ合うことができたことに、嬉しく思いつつも、どこかモヤモヤしたものが残っている五月。
講師である下田さんに相談すると、
「そりゃその男(風太郎)のこと好きだからだろ」
と一蹴されます。
しかし、頑なに認めようとしない(四葉と風太郎の邪魔はしない)五月。
「略奪愛」なんて言葉を受けるも、五月は自分に言い聞かせるように、
「自分はそんなことはしない!」
と断言しながら、心の声で色んな葛藤が聞こえるのが面白すぎる..笑。
チーズケーキのくだり
五月が、風太郎に"お祝い"としてあげたチーズケーキの意味について。
実はチーズケーキは、
She is a "Cheesecake"(彼女は魅力的な女性だ)
と表現されることもあるぐらい、魅力ある女性の表現(隠語)として使われることがあります。
五月がそんな意味を持つチーズケーキを自身の懐から出して、風太郎にプレゼントしたことは「五月自身の女性としての魅力を、風太郎に提供することに躊躇いが無い」ことを暗示しているのではないかと思います。
つまり、それぐらいは五月も風太郎のことが好きだった、ということです。
ネズミを出した意味
二乃を探してる中、教室にいたネズミに驚く五月。
これにも当然意味はある。ネズミ年だからね
イギリスでネズミは、子孫繁栄と幸福な家庭の象徴であり、将来子宝に恵まれ幸せになることを意味しているそうです。
とはいえ、五月自身が初心(うぶ)で、こういった男女関係のことを安易に匂わせないようにしているのも、ねぎ先生なりのぼかす表現だったのかもしれません。
恐らく、入った教室にネズミが待ち構えていて驚くことは、
「今はまだ若いため、戸惑いばかりでも、五月の今後の行く末には、子孫繁栄と幸福な家庭を築くことが約束されている」
ことを伝えたかったのかなと勝手に邪推します。
まだあと1話か2話ほど、五月×風太郎の恋物語のポイントが見れそうですが、
117話に関してはこんなところなのかなと。
最後に
次週は、誰もいない教室で、二乃×四葉と、五月×風太郎の構図に決着がつく回となりそうです。
五月はともかく、二乃は最後まで納得するビジョンがまるで見えない...。
どう着地させるのか、凄く興味深いです。
『五等分の花嫁』も残すところあと数話。
四葉が二乃にどんな答えを出すのか、注目したいと思います。