五等分の花嫁115話の感想です。※ネタバレ含みますのでご注意ください
タイトル"五通りの朝"について
残すは、物語の着地点をどうするかですが、
風太郎に想いを寄せていた一花、二乃、三玖の動き、そして五月がどのような朝を迎え、今どういった気持を持っているか、が描かれました。
一花の場合
学祭を終えた翌日、一花は風太郎を誘ってお出かけ。
変な意味ではなく、あくまでも風太郎の友人として、五つ子の長女として。
「四葉には一緒に出掛けることを伝えているから」
風太郎から四葉との現状を聞くと、まだ付き合っていないことを聞かされます。
一花は、風太郎への想いを押し殺しつつ、四葉と上手くいくように長女なりのアドバイスをしてくれました。
それでもまだ乙女な部分が残る一花にキュンってなります(*´ω`*)
物語終盤に来て、一花の良い部分が前面に出ていました。
二乃の場合
四葉から心配されることに苛立ちを隠せない二乃。
お互いに覚悟を持ったうえで挑んだ学祭最終日。
結果、選ばれたのは四葉でした。
三玖と抱き合って現実を受け入れる覚悟をしようとした矢先、四葉にこれまでの自身の行いを踏まえての謝罪を受けたのでしょう。
しかし、未だにフラフラしているそんな四葉に対して、苛立ちを隠せないでいる様子です。
四葉は二乃が心配だからと言いますが、
二乃からすれば「私を安く見ないで頂戴」といったところでしょうか。
いつまでも煮え切らない四葉に対して、このままだと姉妹の関係を切ると言い放ちました。
二乃らしいストレートな物言いですが、これは四葉も悪いですね。
二乃の言い分も至極当然。他の姉妹も言わないだけで、同じ気持ちを持っているでしょう。
残り7話の『五等分の花嫁』。
その着地点は、二乃(他姉妹の心の内)と四葉自身の素直な気持ちに対して、お互いが納得する形にどうもっていくか、にあります。
つまりこれで、敵に回ってでも四葉の気持ちを確かめさせる損な役回りを二乃が請け負うことになります。
(二乃、損な役回りを任せてすまねぇ...)といったねぎ先生の心の声が聞こえてきました笑。
三玖の場合
二乃の言葉を受けて、どうすればいいか悩む四葉のもとに訪れた三玖。
なぜか四葉になりきって現れた三玖は、謎の発言。
ここだけ見たら修羅場にしか見えませんが、三玖が本気で言ってるようには見えません。
三玖なりに、四葉に発破をかけているのでしょう。
そして、二乃と抱き合った三玖だからこそ、二乃の本当の気持ちをわかっているはず。
二乃とぶつかってしまった四葉に対して、三玖なりのアドバイスをしてくれると思います。
五月の場合
教師の道を目指す決意を固めた五月は、朝から真面目に勉強中。
他の姉妹のことを考えるとまだフワッとした状態。
優等生であり、真面目である五月は、皆のことを考えると本当にこれでよかったのかと思ってしまいますよね。
本人たちが納得するまで、五月もモヤモヤしたままでしょう。
五月はまさに、四葉以外の姉妹が好きな読者ファンの気持ちを代弁しているかのようです。
ねぎ先生が、どう落とし込んでいくのか、注目しましょう。
最後に今後の展開
一花は長女らしく身を引きましたが、二乃と三玖に対して、四葉がどうするのか、が今後の話の中心になります。
二乃と三玖が納得すれば自ずと五月も納得するので、この二人と四葉のやり取りに今後は注目していきましょう。
そして、風太郎さん。
四葉のこと、好きだとしっかり告白して、ちゃんと幸せにしなさいよ、本当に。
もし四葉を泣かせるような真似したら、私が許さんぞヽ(`Д´)ノプンプン