『五等分の花嫁』98話のネタバレ・感想・考察になります。
二乃が父・マルオを学祭に招待することを決意した前回97話から一転、どのような展開になっていくのか期待が膨らみます。
マルオ、同窓会で何を語る
冒頭いきなり父親たちが雁首揃えて登場という珍しいスタート。
どうやら誰かが来ているようで「同窓会」をやろうというお誘い。
誰でしょうか...。
少なくとも2人の知人であることはわかりますが、「同窓会」と謳うからには、相応な人物であると思われます。それも十数年ぶりって...。
そんな中、二乃から届いた学祭の招待状の封をマルオが開けている描写がありました(`・ω・´)b
これでちゃんと学祭には来てくれるでしょうが、このタイミングで「同窓会」をやろうと話が上がるということは、恐らく学祭と同時に「同窓会」を行い、来ている誰かと過去の話をするのではないでしょうか。
それも恐らく五つ子たちに関わる重要な何かかと。
ここで話される内容は今後の『五等分の花嫁』という作品のキーになっていくような気がします。
亡くなった零奈さんに関することも語られるとは思いますが、果たして...。
三玖、風太郎と休日デート
学祭前に大切な話をするために風太郎をデートに誘う三玖。
訪れた水族館の前で話す内容は...
料理の勉強がしたいということで、大学ではなく専門学校の道を目指すことでした。
三玖が決めた道なら応援するという風太郎ですが、本音としては大学に行って欲しかった様子。
最初は風太郎をガッカリさせるかもという気持ちが、自身の思いを打ち明けることを躊躇う素ぶりもありました。
しかし、目の前の一羽だけ飛べずにいたペンギンが勇気を振り絞って飛ぶ姿を見て、そして自身のやりたいことを真っ向からする二乃への憧れを胸に、三玖の口からついに自身の思いを伝えることになりました。
ねぎ先生の粋な演出が光りますね。
また、水族館にいる5匹のペンギン🐧が姉妹というのを聞いて、「誰が誰かを当ててあげたい」と言う三玖が、自分たち姉妹とペンギンたちを重ねているように思えました。
自分は皆と一緒の扱いでいたくない。風太郎には1人の女の子として、特別な存在として見てほしいという気持ちが強くこもっている、そんな暗示を示しているのかなと。
そしてそれは思うだけではなく、しっかり言葉にする三玖。
「私にとって風太郎は特別な人」であることを伝えました。
当初の三玖ではここまでのことはできなかったでしょう。風太郎との出会い、そしてそれによって生まれた姉妹たちとの様々な出来事をきっかけに、彼女もまた成長をしているようで、涙が出ました(´;ω;`)
一方の風太郎は、三玖が自分を好きなことに薄々勘付いてはいたものの、今回の「変な意味で特別な人」という一言もあって、さすがに確信に変わりましたかね。
「次は風太郎の番」という言葉を受けて、風太郎はどう返すのか...。
彼なりのケジメを近いうちにつけてくれるはずです。
五月、風太郎をまた諭す
三玖とのデートから帰ってきた風太郎の家に、いつものごとくお邪魔している五月笑。
何かもはや既に家族感ありますね^^
五月の志望校の判定がDだったことを聞いていた風太郎は、五月に大丈夫かと問います。
一花も三玖も自分の道を見つけ歩もうとしてる中、大学に行かないなら自分が勉強を教えてきた意味が無くなってしまうと言いますが、五月は「意味が無いこと無い、あなたと出会わなければなんて後悔することはない」と諭します。
五月は風太郎の相談相手になったりすることがやけに多い印象ですね。
そう、それはまるで嫁のような立ち振る舞い。やはりそういうことなのか...。
そして風太郎は「五つ子たちとの出会い・そして関係は無意味じゃなかった」「次は俺の番」という気持ちを抱きつつ、今後の自分がどうあるべきかを考えていく様子。そして学祭当日を迎えるところで終わりました。
今回のタイトル「終わり掛ける日常」ということで、日常回が終わり、また何か一波乱ありそうな展開を示唆しています。
次回以降の『五等分の花嫁』も目が離せませんね(∩´∀`)∩