今日7/16は「なないろ」ということで虹の日だそうです。
日本人はこう言った語呂合わせの日を作るの好きですよね。せっかくなので、私も便乗して記事を執筆しています。
しかし、虹=七色というのは日本独特のものですよね。アメリカは六色、ドイツは五色だそうです。
まぁそんなことは置いといて..
そんなカラフルな色合いが合いそうな日に、ふと思い出した曲があるので、その話をさせてください。
その曲名は『七色シンフォニー』
この曲はTVアニメ『四月は君の嘘』の第2クールOP曲です。
歌手はコアラモード(ボーカルあんにゅさんとサウンドクリエイター小幡康裕さんからなる横浜出身の男女2人組ユニット)です。
四月は君の嘘とは
月刊少年マガジンにて連載されていた新川直司先生のマンガが原作となります。
2012年にマンガ大賞を受賞し、2014年10月からTVアニメが放送され話題になりました。
この作品には泣かされた記憶しかないのですが、軽く作品の紹介をします。
主人公の有馬公生は、母親の厳しい指導の下ピアノを習い続けて数々のコンクールで優勝を果たしてきたのですが、そのときに奏でる音は「コンクール仕様」の気持ちのこもってない「機械仕掛け」と馬鹿にされた過去があります。
そして母親と喧嘩をし、母親に対して「死んじゃえ」と放った言葉を最後に、母親は亡くなってしまいます。
公生はそれをきっかけにピアノを弾けなくなってしまう..。
そんな彼の前にヒロインの宮園かをりが登場。
彼女の独特な演奏に心を打たれ、次第に彼女に気をかけながら、自身も音楽活動に復帰していきます。
それをきっかけに公正はかをりのことを好きになっていくのですが、かをりは病気を患っており、コンクール当日に手術をするも帰らぬ人となってしまいます。
そして、最初に彼女と出会ったとき、公生の友人である渡を紹介するついでに幼馴染の椿に紹介されたと思っていた公生は、彼女が亡くなった後に受け取る手紙によってそれが「嘘」(本当は公生のことが好き)だったと知る、そんな甘酸っぱくも切ないラブストーリーです。
七色シンフォニー
公生視点で、かをりとの出会いと彼女に対する想いを歌った曲です。
歌詞の一つ一つが「公生のかをりに対する想い」を綴っており、聞くだけで作品を思い出し一人で泣いてしまいます。
その中でも私が好きなのは以下のフレーズ..
「ひとりじゃ出せない音が あることに気が付いたよ」
母親の影響で機械仕掛けのような音しか出せなかった公生は、かをりと出会うことで、一人では決して出せない音があったのだと知る、本作の彼の成長を裏付ける大切なフレーズです。
そんな大切なことに気付いた公生は最後のコンクールで「自分に音楽をくれた人たちのために」を心に掲げて音を奏でた結果、満場喝采を受けることになるわけです。
音楽は本来、人の心を動かすことができるコンテンツであり、それをマンガそしてアニメを通して、人と人の交わりも含めての大切さを教えてくれる、そんな素晴らしい作品なんです(ノД`)・゜・。
視聴方法
『四月は君の嘘』は、私が最初に人からお勧めのアニメないか聞かれたときに、だいたい最初に紹介するのですが、それぐらいおすすめの作品なので、まだ見てない人がいたら、一人でも多くの人に見てほしいと思います。
今なら「U-NEXT」で無料で見れるので、是非視聴してみてください!!
今回紹介した『七色シンフォニー』以外にも名曲といえる良曲がたくさんありますので、そちらも一緒に楽しんでほしいです^^b