「体育の日」、それは国民は健康な心身をつちかうために、スポーツを推奨する国民の祝日です。
しかし、2020年より東京オリンピック開催に伴って、「体育の日」は「スポーツの日」として生まれ変わります。
つまり、2019年が「体育の日」の最後です。
「体育の日」について
元々、1966年から始まった「体育の日」は、10月10日。
前回の東京オリンピックが10月10日開催。日本の記念日として法律で定められました。
その後、10月第2月曜に改められ、再度東京オリンピックが開催される2020年に「体育の日」は「スポーツの日」と改名され、その日付をオリンピックの開会式7月24日に変更されます。
今日は「体育の日」改め「スポーツの日」に因んで、
『僕のヒーローアカデミア』の「スポーツの祭典」の話をします(`・ω・´)ゞ
『僕のヒーローアカデミア』とは
『僕のヒーローアカデミア(通称ヒロアカ)』とは、人口の8割が個性を持つようになった世界で、世界の秩序を守る「ヒーロー」になることを目指す少年・少女たちの物語。
僕のヒーローアカデミア 24 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 堀越耕平
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/08/02
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
『ヒロアカ』におけるスポーツの祭典とは
人口の減少・規模の縮小に伴い、オリンピックが廃止、それに代わるものとして広まったのが「雄英体育祭」というスポーツの祭典。
TVアニメ2期の14話〜25話。原作のマンガでは3巻〜5巻。
生徒たちが各競技種目で、訪れる企業の関係者たちに、自身のアピールをする場として年に一度も受けられるお祭り。
見どころをさらっとまとめます。
波乱の障害物競走
様々な障害を突破し、先にゴールに到達した上位42名だけが生き残るサバイバルレース。
クラスメイトたちが先行して能力を活かして進む中、主人公・緑谷出久は個性を使わず、懸命に追いすがります。
そして最後に、 地雷のフィールドで地雷の爆風を活かして、先頭を走っていた轟と爆豪に並び、逆転勝利を収めるところはまさに激熱。
特殊ルールの騎馬戦
各自が持つポイントのハチマキを奪い合いながら、騎馬さえ崩れなければ時間内に何度でも取り返すことができる特別ルールの騎馬戦。
障害物競走で1位になった出久には「1万ポイント」が与えられ、多くの陣営から狙われることに。
特に熱いのは、出久VS轟。
不意をつかれて1万ポイントのハチマキを奪われてしまった出久陣営は、そのポイントを取り返そうと轟と対峙します。
結局1万ポイントは取り返せず終わるも、出久陣営の常闇のおかげで上位4組に滑り込み。
この騎馬戦はとにかく常闇さんがイケメン。一気にこのキャラを好きになりました。
チア衣装のヒロインズ
『ヒロアカ』のヒロインズが「チア」の格好をするのも、見どころの一つ笑。
皆可愛くて似合ってます。
彼女たちにチア衣装を着ることを唆した峰田くん、GoodJobです(`・ω・´)b
トーナメント戦
騎馬戦までに高い持ち点だった上位16名による1vs1のトーナメント戦。
私から紹介したいのは、以下の対戦カード。
出久VS心操
出久は対戦開始早々に心操の洗脳を受けるも、「ワンフォーオール」を引き継いだ出久は、過去の「ワンフォーオール」所持者たちに救われ、洗脳を解除します。
最後は出久が心操を背負い投げして勝利。
心操が、
「ワンフォーオール」を受け継ぐ前の自分と同じ「ヒーローへの憧れ」を持つ
人間であることを知った出久は、持つ者・持たざる者のどちらの立場も経験したからこそ、彼の気持ちが痛いほどわかります。
心操の無念・悔しさを汲み取り、自分はもっと上に行くんだと決意する良い回です。
飯田VS発目
自身の発明品を企業に売り込むためだけに参加、そして飯田を利用して自身の発明品を猛アピール。もはやバトルではなく演説笑。
演説後は勝手に自分で場外へ出て、飯田の勝利に終わります。
とはいえ目的のためなら手段を択ばないのは、将来を考える上では時には大切なことなんだと教えてくれました。
爆豪VS麗日
当初はどうなるかドキドキだった対戦カード。
爆豪の圧倒的実力は、麗日を近くに寄せ付けず、何度も爆風で吹き飛ばします。その姿は、観客から「女子をいたぶるなー!」とブーイングが起こる始末。
しかし、麗日にはしっかり戦略がありました。瓦礫を浮かして爆豪の頭上から攻撃という奇策! お茶子凄い!!
それでも何かあると踏んでいた爆豪の、真正面からの爆撃で瓦礫をすべて吹っ飛ばされ、麗日の奇策は失敗に終わります。
最後に人の名前を覚えない爆豪が「麗日ァァァァァァァァァァァァ!!!」と言ったところはグッときました。
まさに選手(爆豪)が選手(麗日)を認める、スポーツでも特に熱い一例描写ですね。
出久VS轟
轟は母親の「氷の個性」と父親の「炎の個性」を引き継いでいます。
しかし、これまで母親を傷付け、自身を自分の代わりとして厳しく接してくる父親に対しての憎悪から「炎の個性」は使わずに戦ってきました。
それでも常に全力で戦ってる皆にも失礼だと出久に絆されます。
「父親の力じゃなく自分の力じゃないか!!」と。
それを受けた轟は、「血に囚われずなりたい自分になりなさい」という母の言葉を思い出し、己の個性を受け入れ「炎の個性」を使うように。
選手(轟)が己の在り方・今後について真剣に向き合うきっかけとなる対戦カードです。
爆豪VS轟
決勝カードは、雄英の最強同士の対戦。
しかし、出久との対戦以降、自身の在り方に悩むようになった轟は動きが散漫に。
爆豪とお互いに大技を打ち合う瞬間に、母親の「炎の個性」を嫌悪する表情を思い出してしまい、轟は最大の実力を発揮できず終わりました。
選手宣誓で「俺が一番になる」と言っていたことを有言実行し、1期で轟の強さに挫けそうになりながらも自身を鼓舞して成長した爆豪。
それでも轟の本気を見れず、最後まで「こんな1位は嫌だ!!」と駄々をこねます。
爆豪の「強さ」に対する価値観がもろに表れた対戦カード。
決勝が消化不良で終わってしまい、賛否両論ありますが、今後の各選手(キャラクター)たちの成長・伸びしろを期待させるいい終わり方だったと個人的には感じました。
最後に
オリンピックが無くなるというのはさすがに突拍子も無いことですが、近未来ではこんなスポーツの祭典があるかもしれませんね。(イヤネーヨ笑
とはいえ、今回紹介した『ヒロアカ』の「雄英体育祭」で見られたような、
"選手間の熱い気持ちのぶつかり合い"
と、これまで培ってきた、
"努力と経験を対戦の場で披露する姿"
は、アニメでも現実でも共通して大切なことだと思います。
2020年の東京オリンピックも、
"選手たち一人ひとりがどんな想いを持って戦いに挑んでいるのか"
そういったことを考えながら見るだけでもワクワクしてきますね(∩´∀`)∩
1年後ではありますが、今から楽しみです。
そして、今回話題に挙げた『ヒロアカ』は、2019/10からTVアニメ4期がスタートしています。(見逃し配信はU-NEXTで実施中です)
そちらも楽しみながら、来るべきスポーツの祭典に備えましょう笑。