健全な魂を育み損ねた非健全なオタクブログ

健全な魂は健全な肉体から生まれます。それをモットーに日々を生きようと頑張るオタクが綴る趣味ブログ。

『五等分の花嫁』5巻感想!

『五等分の花嫁』の5巻を読み終えました。
4巻の林間学校編が終わり、勉強に本腰を入れようと意気込む風太郎に試練が訪れます。それは姉妹どうしによる喧嘩。仲良し五つ子の心がばらばらになってしまい、勉強を教えるどころではなくなります。さて、この状況を風太郎はどうやって解決していくのか..

5巻のあらまし

林間学校で体調を崩し、入院することになった風太郎。てか入院が必要なほど体調悪かったのか^^;
五つ子たちが予防接種のついでに笑お見舞いに来てくれたのですが、そこで風太郎が過去に出会った少女が、五つ子の誰かである可能性に気づきます。
風太郎は真相を突き止めようと動き始めますが..

花嫁候補たちの動き

一花

4巻では自分が風太郎のことが好きなことに気づき、三玖ともお互いに好きなように行動することを誓ったばかりですが、まだ遠慮している様子が伺えます。

五つ子の長女として、そして今の関係を壊したくないという思いが一花の心の楔になっているのでしょう。

二乃

感情的になりやすい二乃。
風太郎が手書きで作ってくれた問題集をばらまいてしまったことがきっかけで、五月に平手打ちを喰らい、大喧嘩になってしまいます。そして事態は家出少女にまで突入..

なんとか戻るように説得する風太郎ですが、話を聞き入れてもらえません。
二乃はストレートな性格をしているが故に、一度決めたことはとことん正しいと思って進むタイプなイメージなので、これは仲直りまで時間がかかりそうです。

三玖

一花の仕事のマネージャーの子供を一時的に預かることになった中野家。面倒を見ることになった、風太郎・一花・三玖ですが、要求してきた遊びは「おままごと」
なぜかノリノリの風太郎に対して、一花と三玖もアプローチするいい機会と言わんばかりに役を演じ切ります笑。
そこで風太郎の優しい姿を見た三玖は、ついガチの告白で「つきあおうよ」と言ってしまいます。

「そこは付き合うじゃなくて結婚だろ!」と返す風太郎に、三玖は顔を真っ赤にします。
まぁ、全部おままごとでの演技だったんですけどね。 今回の三玖の告白は空振りですかねー、かわいそうですがニヤニヤは止まりません。

四葉

林間学校のときのお礼がしたいという風太郎に一日デートを申し込む四葉
しかし、彼女は他の姉妹に関連するものを見たり買ったりしてばかりで、「お前が欲しいのはなんだ」と風太郎に聞かれてしまう始末。
四葉は超がつくほどのお人好しで、自分より他人優先。しかし、自分は何が欲しいのかと問われて答えられないシーンは、四葉の人の好さと同時に歪な何かを感じました。彼女は五つ子の中で一番闇を抱えていそうです。だからこそ幸せになってほしいところです。結局、デートの最後に見せた風太郎の屈託のない笑顔が一番の贈り物とのことで、いやー、お金にがめつい女性に四葉の爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいです。

五月

風太郎が「勉強する理由」を知りたがってる五月。
そんな五月に風太郎は自身の昔話をして、そこで件の少女に出会ったことを話します。
そのときの五月の一言が過去の少女の言葉と重なります。どちらも風太郎を必要としているという言葉。

そしてそのとき五月が持っていたお守り。どうやら過去に出会った少女も5つ同じものを買っていたようです。これをきっかけに風太郎は過去に出会った少女は五つ子の中の誰かだと思うようになります。
しかし、五月はこういう物語のキーとなるような描写が多いですよね。これは偶然なのか..
五月も中野家は昔は極貧生活で新しい父になってから裕福になったという話を打ち明けます。こういう光景を見ると、五月が真の花嫁に見えてしかたないです。 てか五月だけ風太郎の家に押しかけたり、妹と二人でお出かけしたり、どういうことなんだ笑。やはりそういうことなのか..!?

5巻の感想まとめ

風太郎が小さいころに会った少女のことが気になりつつ、姉妹の複雑な事情に振り回されることになる風太郎。
この子が風太郎の結婚相手なのか、それとも全く異なる方向で彼の結婚を応援する存在になるのか、少なくとも今後の展開を大きく左右する存在であることは間違いなさそうです。
5巻の最後のシーンでは、その過去の少女が大人になって風太郎の前に現れました。

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©五等分の花嫁 春場ねぎ

家庭教師としての務めを果たせないで悩んでいる風太郎の前に現れた彼女は何者なのか。小さいころ風太郎を変えたように、また彼の背中を押してくれることに期待したいと思います。(さすがに誰かということまでははぐらかされそうですが)