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『五等分の花嫁』3巻感想!

『五等分の花嫁』の3巻を読み終えました。中間試験の巻です。風太郎の家庭教師の成果は出たのか、そして気になる花嫁候補の動向は..!? では早速、感想と考察を書いていきたいと思います。

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©五等分の花嫁 春場ねぎ

3巻のあらまし

とうとう来ました中間試験。姉妹たちも少しずつ勉強する姿勢を見せ始めてきたものの点数は上がらず。途方に暮れる風太郎にここで試練が訪れます。
5つ子の父親から課せられたのは、次の中間試験で一人でも赤点を取った場合、家庭教師をやめろという宣告でした。1週間後に迫っている試験、絶望的なこの状況に風太郎はどう立ち向かうのか。
また、花嫁候補たちの動きをさらに加速させる一大イベントしてキャンプファイヤーのダンスイベントが出てきました。どうやら学校の伝説として、「林間学校のキャンプファイヤーで、フィナーレの瞬間に踊っていたペアは生涯を添い遂げる」というものがあるようです。これは花嫁たちの動きに大きな変化が見られそうです。
というわけで、3巻における各花嫁候補たちの各々の動きをチェックしていきましょう。

花嫁候補たちの動き

一花

一花はいい助け舟を出してました。 風太郎の悩みを聞こうとしたり、いいお姉さんしてますね。
そんな中、風太郎に頭を撫でられると照れたりしてる姿にはギャップ萌えを感じます。少しずつ好きになっているのかな?

そんな中、クラスの男からの告白を一花の代わりに受けた三玖のその場しのぎの発言によって、風太郎と林間学校でのキャンプファイヤーのダンスを一緒に踊ることになってしまった一花。三玖の気持ちに気づいている一花にとっては確認せざるを得ないですよね。

しかし、まんざらでもないその様子なので、心の中では風太郎への好きの気持ちが強くなっているのではないでしょうか。思いもよらない形で一花が風太郎に急接近しそうです。

二乃

赤点を取ればクビ。なんとこの事実を二乃が知ることになります。勉強に勤しまないことに勤しもうとするニ乃に対して、風太郎はめげずに姉妹たちに勉強を必死に教えようとします。

試験当日、遅刻しそうになる中で、一花や三玖は勉強の成果を見せます。その姿に思うところがあったのか、父からの電話で「5人全員で赤点を回避した」と言って風太郎のクビを阻止します。

ここで二乃が風太郎を助けたのは意外でした。彼女なりに姉妹たちがいい方向に変わっていってると思ったうえでの判断でしょうか。二乃は誰よりも姉妹のことを大切に思ってるからこそ、その絆を新しく築かせてくれた風太郎に対して認めている部分があるのかもしれません。
花嫁候補としての動きは特にみられませんでしたが、最初に出会ったころと比べて一番変わったのは二乃かもしれません。

三玖

三玖が一番勉強に真面目に取り組む姿勢を見せています。やはり風太郎の期待に応えたいという想いが彼女を掻き立てているのでしょうか。
風太郎の好きな女子のタイプを聞いて結果が真逆であることにがっくしきている三玖可愛い笑。
三玖が一番風太郎のことを好きになっているようで、キャンプファイヤーでのダンスの話を聞いて、気が気でなりません。一花の代わりとして他の男から告白を受けた際に、断る理由が思いつかず、その場にいた風太郎と一緒に踊るからと言ってしまい、もうめちゃめちゃ笑。しかし、三玖は一花にだったら風太郎の踊りの相手であってもいいという心の声。

恐らく、一花なら風太郎を「独り占め」しないから大丈夫と思ったようですね。前巻の線香花火のシーンを思い出すと、一花なら風太郎のことを独り占めしない。なんなら最終的美は譲ってくれるに違いない..と。ここは少し危うい印象を受けました。どうなることやら..

四葉

四葉風太郎が来てから他の姉妹たちが少しずつ変わっているのに、自己肯定感が低いのか自分だけ何も変わってないと言います。これを悩んでいる風でない明るい笑顔で答えているのが四葉らしいです。風太郎はまっすぐで素直な性格の四葉に救われたと。そこでこれまで特に花嫁候補らしい動きを見せてこなかった四葉が驚くべき発言をします。

風太郎のことを庇うのは「好きだから」と。
結局この発言はとのことですが、本当に嘘なのでしょうか。ここにきて一気に花嫁候補の道に先行して出てきた気がします。

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©五等分の花嫁 春場ねぎ

五月

この巻でも風太郎と喧嘩をしてしまう五月。あなたに教えてもらわずとも一人でやれますと言い放ちます。まぁ五月に対しての風太郎の言動や態度であれば、五月が怒るのもわかりますけどね^^; 風太郎も五月に対してはつい感情的になってしまってることが多い印象です。

しかし、やはり一人で勉強することに限界を感じていたのか、風太郎の謝罪をきっかけに少しずつ仲直りしていきます。

勉強で成績を上げるためには、一人では難しいことを改めて実感した五月。勉強に対して一番真剣になんとかしたいと考えていながら、結果が中々出ない彼女には頑張ってほしいですね。
一方、花嫁候補としての動きはそこまでなかったですね。3巻でも風太郎のクビのことを知り、彼女なりに悩んだり、林間学校に行けなくなりそうな風太郎を中野家の車で迎えに来たりと、双方を繋ぐパイプのような役目を持っている印象が強かったです。今後、彼女が花嫁候補としてスポットがあたるかつ彼女の心の動きに大きな変化といえるものは訪れるのか、見守りたいです。

3巻の感想まとめ

林間学校イベントキタ――(゚∀゚)――!! と思ったら林間学校前日に、妹のらいはが熱で倒れてしまい、風太郎は看病のために林間学校に参加できなくなりそうだったのを、5つ子たちの計らいで行けるようになりました。よかったですねε-(´∀`*)ホッ
ということでいよいよ来ました、林間学校回は次巻で。中でもキャンプファイヤーのダンスは結局一花と踊ることになるのか..それとも別の展開が待っているのか..。注目しましょう^^b