『ぼくたちは勉強ができない』理珠編の153話。
海に訪れた一行。海の家で、緒方うどんを提供する理珠たち。
手伝いをしていた成幸に、理珠は"うさ耳岩"という場所に2人きりで行かないかと誘います。
しかし、屋台が忙しく返事ができずに終わります。(幽霊少女に邪魔されたのもありますがw)
理珠はそれを「成幸に避けられた」と勘違いし、1人寂しく"うさ耳岩"へ向かいます...(´・ω・`)
成幸への想いと、自身の行動を「ただのゲーム」と割り切ってあまり気にし過ぎないように過剰に振る舞う理珠が完全にヒロインしてます(´つヮ⊂)
「ゲーム」とは、
後夜祭のときの花火打ち上げで手を繋いでいた男女は結ばれるというジンクスがただの迷信であることを証明することができるか、
というゲームです。
元々也に好意を寄せていた理珠は、
このゲーム提案以降、成幸に積極的にアプローチをしてきたようです。
しかし、成幸には中々その想いは届いていない様子。
うさ耳岩にポツンと1人(幽霊少女も一緒ですがw)でいた理珠のもとに、成幸が遅れて現れました。
ちゃんと約束どおり来てくれた...!
よっぽど嬉しかったようで嬉々とした表情を見せる理珠、可愛い笑笑
しかし、ここで大事件が!
"うさ耳岩"は満潮時に、完全なる孤島と化すことに気付かなかった2人(と幽霊少女)は、そのまま皆のもとに戻ることが難しくなってしまいました笑。
これはいわゆる「吊り橋効果」ってやつですね。
「吊り橋効果」とは、緊張感のある場所で同じ時を過ごした男女は、その緊張感から生じるドキドキを恋愛と誤認するというもの。
つまり、筒井先生は、
理珠×成幸のカップリングは、正当な恋愛をさせるというよりは、唐突な展開を絡ませることによって、難しかったエンディングを綺麗に着地させることを選んだわけです。
理珠は"理系少女"で、人な感情というものが難しいと言っていたほど。
こういった展開にしないと納得のいく恋愛への着地が難しかったのかもしれません。
アニメ化もされた『理系が恋に落ちたので証明してみた。』を思いだしました...w
なんにせよ、不器用ながらも"ゲーム"という言葉を使って、手探りで成幸への好意を示し振り向かせようとする理珠がヒロインヒロインしてるので結構好きな展開です。
また来週が楽しみ
ではノシ