『五等分の花嫁』108話のネタバレ・感想・考察になります。
107話は、過労で四葉が倒れたところで終わりました。
四葉と竹林の邂逅
四葉と竹林、初めての邂逅。
竹林は6年前に京都で四葉以外を見て、風太郎から四葉と一緒にいる写真を何度も見せられていたことを伝えます。
「あなたに出会えてよかった」
「ガッカリされたくない。無駄なことに執着した意味のない5年間だったから」
竹林は「本当にそれだけですか」と問います。
それだけじゃない。
姉妹の皆が風太郎のことを好きになっていって、複雑な気持ちでいる四葉。
自分だけ特別なんて許されない、そんな気持ちがあるからこそ、ここまでずっと言えずにいるわけです。
しかし、初めて会ったのに、それを瞬時で見抜く(勘づく)竹林...やはり只者ではない... |ω・)
四葉を助ける助けられた者たち
頑張ってきたものの、最後は過労で倒れてしまい、自分を責める四葉。
「自分のいる意味」にすら疑念を感じてしまいます。
そんなとき、風太郎に学祭2日目のことを聞かされます。
「持ちつ持たれつ」
一人で頑張りすぎるきらいがある四葉に、風太郎が最もかけたかった言葉。
四葉も学祭最終日の運営を風太郎に託し、助けてくれた人たちのもとにお礼を言いに行くコマは見ていて感動しました。
四葉、過去とのサヨナラ
今回助け助けられたこと、そして竹林から「過去から踏み出せますように」と言われた四葉。
四「約束(勉強頑張ってお母さんを助けられるようにする)守れなくてごめん」
風「昔のことより大切なのは今だろ」
四「もう君との思い出に頼らない。自分で自分の価値を探していくよ」
四葉が過去の思い出との決別を決めたようです。
四葉のキスと風太郎
四葉にとっての「最後の思い出作り」は、他の姉妹と同様にキスをすること。
ただ、このキスは他の姉妹と違って「始まりのキス」ではなく「終わりのキス」という意味合いを持ってのキスかな。
これは素直に喜べないな...。
あれ~~??? これ風太郎さん四葉にキスされたとき寝てました???
これ四葉にキスされたこと夢落ちで終わってないですか?
さらに言えば、四葉が零奈であることも風太郎にとっては不明なまま??
四葉も「これで前に進める」とは言っていますが、泣いてる姿を見るとうーん..といったところですね。これでいいのか...!?
まとめとこれまでの伏線考察
四葉が自身の過去に対して一定のケジメをつけた回でした。
しかし、風太郎との合意の下でのケジメではなく、四葉の一方的なケジメのつけかたに終わってしまったようです。
本当にこのままただの夢で終わらせてしまうのか。
まぁ「大事なのは過去じゃなくて今」という言葉を大切にするなら、もう6年前の京都の話が出てくることもなさそうですね...。
あとは残った五月次第。
唯一真相を知る五月の動向、学祭での2日間要注目したいと思います(`・ω・´)b

p.s.11/15発売の『五等分の花嫁』12巻の表紙がなんと風太郎君!!