『戦隊大失格』12話感想です。
11話で桜間の過去が明らかになりましたが、12話で話が大きく動き出しました。
桜間の信じる道
過去のトラウマで、自分の信じる道を進むことの大切さを知った桜間は、
「無意味な戦いを終わらせ、悲しむ者を出さない」
をモットーに、現状の大戦隊の在り方を正すため、戦闘員Dくんにある進言をします。
「この機会に僕と入れ替わりましょう」
桜間の目的を達成するためには、このまま大戦隊の一員として居続けるのは、
不都合で邪魔な立場でしかありません。
そこで"偽りの怪人"として生きていくほうが都合がいいということで、
戦闘員Dくんに入れ替わってほしいと進言します🤔
戦闘員Dくんの進む道
当初、入れ替わりに否定的だった戦闘員Dくんも、
桜間が自身の腕を潰すという覚悟を見せたことによって本気度が伝わり、
入れ替わりに対しては協力することを決めました。
一方で、戦闘員Dくんの目的はあくまでも「大戦隊を潰すこと」です。
そのため、桜間に対しては擬態の協力はするが、
「どちらが先に自身の目的を達成できるか」
勝負することを提案します。
人間と怪人の歪で妙な絆がここで生まれました。
碧流従三位をうまく騙し、
戦闘員Dくんは、"大戦隊の桜間隊員"として、
桜間日々輝は、碧流の神具で殺された怪人として扱われ、完全にフリーとなりました。
こうして無事に入れ替わりに成功した戦闘員Dくんと桜間日々輝。
それぞれの目的を達成するために、物語は大きく加速する予感!!
人間と怪人、本来は相容れない存在同士がお互いの妥協点を探りつつ、少しずつでも歩み寄っていく姿は、まさに桜間の理想とする
「誰も悲しまない在るべき正しい世界」
の序章にも見えますね。
では~👋