一オタクが1つのアニソンについて語るだけの企画「アニソンガタリズ」。
第4弾では『犬夜叉』の「Grip!」を紹介しました。
『七つの大罪』OP1「熱情のスペクトラム」
鳴りやまなぬ愛をさけぶよ
すべてを抱いてここにいるんだ、ひかりはそこにあるよ
七つの大罪は、リオネス王国で起こったクーデターを止めるために、
自国を救うために動き出したエリザベス王女様の物語です。
彼女の自身の国と国民を憂う気持ち(愛)が鳴りやまない中、
単身で"七つの大罪"に助力を請います。
そう、そこにはエリザベスにとって希望ともいえる"一筋のひかり"があったのです。
ゆずれない想いを架けて
希望の果てを僕は生きるよ、夢をつないだ君と
エリザベスの前に現れたのは、メリオダスという少年。
彼こそ"七つの大罪"の一人であり、二人は出会ったことによって、
お互いを尊重し、お互いのために動き出します。
エリザベスの「リオネス王国を救いたい」というゆずれない想いを架け橋に、
その想いの先に待つ希望の果てをつかみ取るために、メリオダスはエリザベスと共に動きます。
これまでの歌詞だけで『七つの大罪』という作品の根幹が見えるから凄いです。
新時代(はじまり)をいつか僕らの手で生み出すんだよ
優しい君の声もきっと世界を変えられる
リオネス王国王女のエリザベスは優しい女の子で、
「今の王国を何とかしたい」という一心で動き始めました。
そんな彼女の手を取って、メリオダスは
「僕らの手で(エリザベスの望む)新時代(はじまり)を生み出そう」
と手を引いてくれる歌詞となります。
優しさでも世界を変えられる、そんな心にグッとくる歌詞ですね(´;ω;`)ブワッ
誰もひとりきりじゃ、起ち上がれやしないから
たがいに手を伸ばして、限界(かぎり)を越えた明日へ
ひとりじゃ難しくても仲間がいれば。
バン、キング、ディアンヌといった仲間がいました。
エリザベスの国を救うという想いのために、離れ離れになっていた彼らと再会し、
力を貸してもらうことにします。
自分一人にできないことは、別の誰かに手伝ってもらう。
そんな当たり前だけど、大切なことを思い出させてくれます。
そうすれば限界なんて超えることができるはずだと...。
仲間の大切さに気付かせてくれる良い歌詞です。
鳴りやまぬ愛をさけぶよ
ぶつかりあってわかりあうんだ、ひかりをつくりだすよ
無事合流を果たした"七つの大罪"。
しかし仲間とはいえ、時には意見や価値観が食い違うときもあります。
それでもぶつかりあうことでわかりあえることもあるんだ、
ということを伝えてくれていますね。
その先に待つ"ひかり"をつくるきっかけになるはずなんだと...。
深いなぁ✨
あきらめぬ想いを架けて
希望の果てを僕は生きるよ、夢をつないだ君と
あきらめてはそこで試合終了です。
最後まで諦めずに強い想いを胸に抱き続け、
人生の先に待っているであろう"希望の果て"を生き続けていくことを誓います。
それは、大切な存在となったエリザベスに対して、
メリオダスが心の中で感じている想いではないでしょうか。
一緒に夢を追ってくれる仲間、大切な人がいるって大事なことですよね(*´ω`*)
最後に
『七つの大罪』はTVアニメが3期まで放送している人気作ですが、
個人的には1期の「これから冒険が始まるぞ」感MAXのファンタジーっぽさが一番好きでした(*´ω`*)
そんな始まりのOPに相応しい歌詞を作ったいきものがたりに感謝。
では第6弾でお会いしましょう(`・ω・´)ゞ