『ワンピース』の972話の感想になります。
ネタバレになりますので見てない人はご注意ください。
おでん様が"バカ殿"を演じた理由を暴露したしのぶちゃん。
"元"上司である福ロクジュに「覚悟はできてるんだろうな?」と脅されますが、しのぶちゃんに心の揺らぎは全くありません。
「光月家のために仕える」
それがしのぶちゃんにとって、最期まで譲れない想いだったのでしょう。
そんなしのぶちゃんの声を聞き、真実を知ったワノ国の人々。
盛大な掌返しでおでん様の応援が起こります。
なんだかなぁ..(^^;
事の真相を知るや否やこういった行動をする人たちは本当にモブにしかなれない。
私はそう思います。
とはいえ、そこは優しいおでん様。
皆からの激励の言葉を受けて素直に「かたじけない!」と返す器の大きさに痺れました(*´ω`*)
しかし、釜茹での刑が終わっても、カイドウたちは必ず自身を殺すことを直感で感じていたおでん様は、赤鞘九人の面々に、ワノ国の鎖国の真実を話します。
- ワノ国の鎖国は、光月家がワノ国を世界から守るために始めたこと
- ワノ国、世界は"とある人物"(ルフィ..?)の登場を待ち続けていること
釜茹での刑を1時間耐えきったおでん様は、群衆から拍手喝采を受けます。
しかし、そんなことを認めないのは"復讐者"オロチ。
釜茹での刑から一転、銃殺の刑に切り替えると。
とんでもねー奴だな...。
こんな奴が約束を守るとは思っていませんでしたが、改めてクズっぷりを見せつけてくれます(^^;
もう釜の中から動けないおでん様、自身が殺されることを、刑が始まる前から覚悟していたようです。
赤鞘たちに未来のワノ国を託すために橋板ごと放り投げて、9人全員を逃がします。
カイドウVSおでん様の対峙中に邪魔をしたヒグラシ婆は、どうやらカイドウによって始末されたようです。
そんなカイドウも、最期まで見事な生き様を見せたおでん様に敬意を表しながら、
おでん様に銃口を向けます。
「最後はせめて、俺の手で殺してやる」
うーん、カイドウはオロチと違って、それほどクズではないのか...?
どうあがいても死から逃れることはできない状況でも、おでん様の心は最期まで死ぬことはありませんでした。
「煮えてなんぼのおでんに候!!!」
脳天に銃弾を受け、そのまま釜茹での中に沈むおでん様。
本当に立派な最期でした...(´;ω;`)ブワッ
そして、おでん様の訃報を聞いた妻のトキ様は、
事前におでん様から言伝を託されていました。
- おでん様の刀である「閻魔」と「天の幅斬り」をモモの助と日和に託すこと
- トキ様の"能力"で、20年後の未来にワノ国を救う準備をすること
これが過去の回想の一連の話だったのですね...。
なんとか、皆のために最期まで勇ましい姿を見せたおでん様のためにも、
ワノ国をカイドウ、オロチの手から救い出し、"開国"を実施して欲しいと思います。
そして、世界が待ち望む人物についてですが、
やはり麦わらの一味を含む新世界のルーキーたち以外には考えられません。
彼らの今後の活躍がますます楽しみになる、素晴らしい回想ストーリーでした。
尾田先生、ひとまずおつかれ様です。
来週の話もまた楽しみにしています(∩´∀`)∩