2020年1月13日(月)は「成人の日」です。
今回は「成人の日について」と「成人の際に気を付けるべきポイント」をまとめました。
成人の日とは
日本国民の祝日の一つ。
大人になり、これから自立していこうとする青年を励まし祝う日です。
各市町村で、対象となる新成人を招いた「成人式」が行われ、活気づくことでも有名ですね。
そんな成人の日ですが、今では1月の第2月曜日が主流となりましたが、1999年までは1月15日でした。
なぜ移動したのでしょうか。
ハッピーマンデー制度の導入
週休二日制の浸透により、土日が休日の人は多いと思いますが、
特定の国民の休日を、月曜にずらすことによって3連休として、余暇を過ごしてもらう目的で作られた制度を「ハッピーマンデー制度」と言います。
この制度の導入に伴い、
「成人の日」「スポーツの日(旧・体育の日)」「海の日」「敬老の日」
が月曜に移りました。
昔は、3連休という概念じたいが少なかったことがわかります。
そう考えると、融通が利き始めて良い時代になってきたのかもしれませんね^^
"成人"の気を付けるべきポイント
成人になったら、何が嬉しいのか。
そして気を付けるべきことは何かについて、少し考えてみましょう。
お酒の解禁は"成人"ではなく、20歳から
成人した皆さんにとって、一番気になるところはこれではないでしょうか。
お酒(アルコール飲料)の解禁は20歳からです🍻
適度なアルコール摂取は身体にも良いと言われ、
疲れた身体に染みわたるキンキンに冷えたビール、熟成された美味しいワイン(葡萄酒)、甘くて種類が豊富なサワーなど、
様々なお酒を飲むことができるようになれば、人生の楽しみ方も増えます。
ここで気を付けないといけないのは、成人の概念は変化しており、
「成人の日=お酒を解禁していい日」ではないことです。
成人の日終わりに、仲間どうしで打ち上げとして飲むということもあるとは思いますが、現在の法律では20歳未満の飲酒は禁止されています。
特に気を付けたほうがいいのは、2022年4月1日から、成人という言葉の概念が
20歳から18歳に引き下げられるタイミングですね。
勘違いして飲む人も出てきてしまうのではないかと...。
法律が「成人の改正」に伴って変更される可能性はありますが、注意しておかないと法律違反となる危険性もあります。
成人を迎える人だけでなく、子供や身近な人で成人を迎える人がいる人は気を付けてください。
親権を離れ、意思決定の自由度が増す
何かしらの契約をする際、親の氏名や印を貰う必要があったことが、自身の氏名と印だけで済むようになります。
例えば、賃貸契約、物の売買、金銭の絡む登録系など、挙げればキリがありません。
これは、
「未成年の行いは親が責任を負い、成人の行いはすべて自身が責任を負うこと」
を意味します。
最初のうちは嬉しくて、つい多額のお金を使ってしまったり、
深く考えず契約を結んでしまったりといった事件も起こりやすいので、
これから成人する人は気を付けましょう。
自身の決定権が増すということは良いことではありますが、
それと同じぐらい身を引き締める必要があるということですね。
国民年金の支払い義務が発生
満20歳~満60歳までは、国民年金保険料の支払い義務が発生します。
学生であれば、「学生納付特例」という制度を利用して、支払い期間を猶予してもらうことも可能ですが、学生でない場合は支払いの義務が生まれます。
成人して自身の決定権の自由が増える一方で、こういった義務も出てくることは留意しなければならないポイントでしょう。
最後に
成人することで多くの環境の変化があると思います。
自身のこと、他者のこと、これまで以上に考える必要がある点が増えてくると同時に、
それは自分の人生に彩りを与えるきっかけにもなるはずです。
成人される人は節度を持って、楽しく充実した成人ライフを謳歌できるようにしましょうね(∩´∀`)∩