『五等分の花嫁』109話のネタバレ・感想・考察になります。
108話は、四葉が自身の過去とケジメをつけたところで終わりました。
五月、学祭中も勉強に励む
学校の先生になる夢を実現するため、勉強に励む五月。
自習だけでは不安だと塾にも足を運びます。
下田さんはそんな彼女の様子を見て思うところがありそう。
そして塾の特別講師として無堂先生というひげもじゃの男が登場。
(明らかに胡散臭いが大丈夫か..)
学祭中も勉強するという話を聞いた風太郎は、五月に「楽しんでるか」と心配されます。
五月は真面目+負けず嫌いな性格から絶対に貰った問題も解き切ってみせると意気込みますが、空回りしてるのかも...。
目指す道に悩む五月
どれだけ勉強を頑張っても、中々成果に繋がらない五月。
風太郎、二乃にも心配され、自分自身がこのままでいいのかと悩んでいました。
「私には(学校の先生は)分不相応な目標だったのか」
それに対して二乃は、
「悩みがあればパパに相談してみたら?」
「こういうときに道しるべになってくれるのが親の役目なんじゃない?」
とアドバイス。
ここでいう父親は、二乃にとってはマルオのことを指しています。
しかし、五月が思い浮かべたのは風太郎。
ここで5巻41話「七つのさよなら③」の描写が来るか。
今後の花嫁が誰になるかの鍵にもなるということですかね。やはり五月が花嫁なのか...。
なぜ五月が先生を目指すのか
学祭の食べ物のにおいにつられそうになる五月(笑)
なんとか邪念を払いつつ勉強する五月のもとに、塾の特別講師だった無堂先生がやってきます。
先生を目指す五月に理由を問うと
「勉強は苦手で避けてきたが、目標を定めてから学ぶことが楽しくなった」
「私も誰かの支えになりたい」
恐らく2つ目は、「(私が変わったように)私も誰かの支えになりたい」
という意味だと思いますが、であれば先生である必要はないような..。
そして無堂先生は、五つ子の母・零奈のことも知っていました。
彼にとっての教え子だったこと、そして歪なほど零奈と五月が似ていることを伝えます。
零奈さんは無堂先生に憧れて教職の道へと進むも、後になって後悔していたそうです。
心が揺れ動く五月。
- 自分は本当にこのまま教職を目指す形でいいのか
- 自分の本当の意思とはなんなのか
五月は真面目ゆえに一度こうと決めたら、寄り道もせずそこに突き進む性格。
それはいい面もあれば悪い面もありますね。
そんな心のざわつきを隠すように、この場から去ろうとする五月。
無堂先生からは「2日目も来るから相談にのるよ」と言う言葉を受けました。
その後、風太郎からの呼び出しを受けた時間に、五つ子皆と合流した五月。
学祭中も勉強をしていた証にプリントを風太郎に渡し、褒められます。
「負けず嫌い」
そんな性格も相まって、自分が教師を目指すことに対して悩んでいる想いを打ち明けられずにいるのかもしれません。
風太郎から「(教師になる夢)本気なんだな」と言われたと思ってこのまま悩みを抱えて過ごしてしまいそう(´・ω・`)
五つ子の父親が誰か明らかに
学祭1日目の終了後、風太郎は上杉家にて父・勇也から無堂先生の正体について聞かされます。
時は流れて、学祭2日目。
五月と無堂先生は直接相対し、本人の口から衝撃の言葉を発します。
自身が零奈の先生だっただけでなく、同僚であったこと。
そして、自身の妻でもあったこと。
つまり、五つ子の父親だったことがここで発覚。
なんとなく察してはいました。
見ず知らずの初登場キャラがメインキャラクターのヒロインに説教するとは思えませんから。
下田さんと無堂先生の絡みも見れてませんし、このへんは今後より詳細に描かれる気がします。
まとめとこれまでの伏線考察
五月のことがよくわかる109話。
今まで謎だった点がたくさん回収されました。
- 五月が教師を目指す理由(より明確に)
- 中野家元父(五つ子の生みの親)=無堂先生
- 中野家母・零奈が教師になった理由
- 五月にとっての風太郎の存在とは=父親(五月は母親のようになりたいと言っているため夫に当たる)のような存在
ざっとこのあたりですね。
今回の109話だけ見たら完全に五月ルートに入った気がします。
そして、3日目終了のアナウンス時に教室に座っていることから、風太郎の「待たせたな」を受けたのが五月である可能性もだいぶ高くなりました。
それも五月が風太郎に相談するために逆に呼び出したという可能性も出てきました。
しかし、110話でどうなるか次第ではありますね。次週も楽しみです(∩´∀`)∩
今日のイラストは五月さんですノシ