健全な魂を育み損ねた非健全なオタクブログ

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『Dr.STONE』1話感想、腐食液の作り方に目から鱗

2019年7月~TVアニメ化がスタートしたDr.STONE

それの第1話を見終えたので、感想と本作の見どころについてまとめます。

Dr.STONE』とは

週刊少年ジャンプで連載中の、『アイシールド21』『ワンパンマン』の作者である稲垣理一郎先生によるマンガが原作です。

ストーリーの序章は、世界中が謎の石化現象に見舞われ、文明が滅びてしまった後の世界の話。

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©Dr.STONE 稲垣理一郎Boichi

謎の石化現象が発生してから、3700年の時を経て、石化が解けた少年2人が、生き延びた者たちと共に滅びた文明を再建しようと試みるのが話の本筋のようです。

 

そしてその少年というのが、科学が得意な少年の千空と、頭はからっきしでも体力は底なしのものを持っている大樹

 

大樹は幼馴染である杠に告白する直前に石化してしまい、また杠も石化してしまったため、石化がいち早く解けた大樹は、彼女を救い、告白を再開するために行動を起こします。

 

最後は、杠の石化は解けて、告白も成功、ハッピーエンドという展開になることを予想していますが、この作品の見どころは、別のところにあります。

 

科学の力と、必要なものを0から作る過程

それは、科学を駆使して様々な問題を解決し、新たな文明開拓・再生を成し遂げようとするところにあると思います。

 

例えば、石化を解くための薬をどうやれば作れるのかを考えたときに、

「硝酸」+「エタノール」=「ナイタール液」

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©Dr.STONE 稲垣理一郎Boichi

を作れば、実際に金属などの腐食液として使われてることもあり、石化が解けるのでは?という仮説を立てて、ではどうすれば作れるか?を考えたときに、

エタノール(アルコール)」=「ワイン」(「ブドウ」+「発酵」)+「蒸留」

で濃度を限りなく大きくすればいいという発想によって、最終的には小鳥の石化を解くまでに至ったその瞬間は、思わず口から「おぉ..すげぇ...」と唸ってしまいました。

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©Dr.STONE 稲垣理一郎Boichi

千空というキャラクターが科学が得意なので、文明の再建に彼の知識や頭脳のフル活用が目立ちますが、1話から既に目から鱗の科学知識を教わった気がします。(原作者の稲垣先生すごいです(*ノωノ))

 

ということで、本作の魅力は「次はどんな科学を見せてくれるのか」といった視聴者の知的好奇心をくすぐる点にあるのではないかと第1話を見ていて感じました。

 

この作品、100億%面白くなる予感がしますね。

ビッグタイトルでもあったので、過去に私が上げた「夏アニメの個人的注目作品」からは外していましたが、『Dr.STONE』も原作を含めて今後じっくり追っていきたいと思います^^b

www.sayamy.work