巷の肺炎コロナについて思うこと
巷では新型コロナウィルスが話題を集めています(´・ω・`)
中国の武漢から始まり、クルーズ船の乗客、日本の都市部にも影響が出始めています。
政府は緊急対策本部を立てたり、マスク問題が起こったりしています。
未だにワクチンの開発も目途が立っていない現状で、悲しいことに死者まで出てしまっています。
言ってもどうしようもないですが、今回のお偉いさんの対応は後手後手で、時すでに遅し状態。
とはいえ、日本を含む世界中の有能な科学者たちが、
新型コロナウィルスのワクチンを必ずや開発してくれることでしょう。
我々一般人は、各々ができることを最大限やりましょう。
手洗い・うがい・マスクによるエチケットなど。
そんなわけで今日は、現実が肺炎に打ち勝つ未来を期待して、
同じように『Dr.STONE』中で「肺炎球菌」だったヒロインの一人、ルリを救った科学薬について話そうと思います。
「ペニシリン」と「サルファ剤」の違い
『Dr.STONE』の主人公・千空が、ルリを救うために作ろうと考えた薬が2種類、
「ペニシリン」と「サルファ剤」の違いについて説明します。
まず「ペニシリン」とは、
世界で初めて発見された抗生物質の名称であり、現代医療でも使われることがある万能薬です。
「サルファ剤」は、「ペニシリン」の次に発見された抗菌薬ですが、
普及が早かったのは「サルファ剤」の方でした。
理由はシンプルで、構造が単純で製造が容易だったからです。
しかし構造が単純な分、耐性菌が作られやすく、普及当時は活躍する機会が多かった「サルファ剤」も、菌側が耐性を持ってしまったゆえに、現代医療では使い道がほとんど無くなってしまったそうです。
化学的な構造式を並べてみると一目瞭然。
(左が「ペニシリン」、右が「サルファ剤」です)


「ペニシリン」は複雑な構造を持っているのに対して、
「サルファ剤」は比較的単純な構造をしていますよね。
これがこの2つの違いになります。
『Dr.STONE』でルリを救った「サルファ剤」
『Dr.STONE』作中のルリは「肺炎レンサ球菌」という「肺炎」に18年間苦しみ続けていました。
そんな中、千空と出会い、科学の力で「サルファ剤」を0から生み出し、彼女に投与することによって、救うことに成功したのです。
本来であれば、もっと早く肺炎の病気が進行してしまっていた可能性もある中で、ルリの命を繋ぎ止めたのは、彼女の妹であるコハク。
コハクは毎日、苦しむ姉・ルリのために、近場から採れる温泉を運んでいました。
そんな献身的な行動が、姉を救ったのです(´;ω;`)ブワッ
"清潔にして体温高くしておけば病気の進行は遅くなる"
これがこの作中で出た言葉。
どんな病気にも当てはまる大事な言葉だと思います。
最後に
新型コロナウイルスのワクチンができても、完全無欠ではありません。
結局は各々が免疫力を高め、
ウイルスに対して強い耐性を持つことが一番大事ということですね。
将来のワクチン開発を待つ間、
- 体力を落とさないように衣食住をしっかりすること
- 美味しいご飯を偏りなく食べること
- 暖かくして眠ること
こういった当たり前のことを、しっかり意識して行動に移し、日々を過ごすだけでも、違うのだと思います。
皆さん、一人一人ができる最大限の努力をしましょう(`・ω・´)ゞ