あやかしトライアングル23話感想です。
シロガネが妖力を失って、すずちゃんが妖の王になることに...。
それを巡る人と妖の関係性がまた見えてきた回でした。
人と妖は相容れないのか
日喰が消えたことは、一般人には何事もなかったこととなっていました。
人と妖は基本的に相容れる存在ではないことが、改めてわかりました。
そんな中、人でありながら妖の王となったすずちゃん。
彼女の即位をお祝いするために、下級の妖たちが大集合していますが、異端が一匹...。
すると、「たぬまろ」という狸の妖が登場。
過去にすずと仲良くしていたたぬまろでしたが、
近くにいた祭里に「妖はすずに近づくな!」と言って追い出された過去があるようです。
祭里、それはダメだよ( ノД`)シクシク…
そんな過去を根に持って、
「人であるすずがすべての妖を統べる妖の王になることは許さない!」
と啖呵を切ります。
そりゃそうなるわなぁ。
自分を否定した相手(否定したのはすずちゃんではなく祭里ですが...)を、
仮にも自分の上に立つ存在として認めようとは、とても思えないですよね💦
祭里は、そんな過去の自分の行為への贖罪として、
たぬまろの妖術にわざとかかり、たぬまろの気がすむまで術を受け続けることを決断。
すべてはすずを妖の王としてサポートするため。
22話から祭里の心持ちが変わったことが伺えましたが、
23話でそれが実際の行動に表れてきましたね。
すず、分身する=͟͟͞͞(((っ ॑=͟͟͞͞꒳ ॑c=͟͟͞͞)))
一方で、すずちゃんもたぬきちの妖術を受けて苦しむ祭里を放っておけず、
妖として分身することで、たぬまろの妖術に干渉。
祭里と妖術の制御ができずにいたたぬきちの双方を見事に救い出しました。
まさに"妖巫女"の力を持つすずちゃんにしかできない芸当であり、
王の器としても十分な能力があることを魅せてくれましたね😆
すずちゃんの能力と祭里の覚悟と反省する気持ちを知ったたぬきちも矛を収めて、
すずちゃんが妖の王になることを認めてくれました😉
人と妖の関係性、今後どうやってこの溝を埋めていくか、
それがあやかしトライアングルという作品のキーになりそうですね!