「次にくるマンガ大賞2020」のコミックス部門9位に選ばれた
『最近雇ったメイドが怪しい』という作品。
以前から昆布わかめ先生の褐色キャラが魅力的で読んでみたいなぁと思っていたので、
この休日に読んでみましたv
今日はその感想でも話そうかと思います。
『最近雇ったメイドが怪しい』とは
昆布わかめ先生によるガンガンコミックジョーカーの作品であり、
ご主人様とメイドによる"攻守逆転ラブコメ"となっています。
結論から言ってしまうと、とても面白かったです!
ストーリーは、屋敷の坊ちゃまと、怪しいメイドの2人だけで展開される日常を描いているだけなのですが、
何がそんなに面白いのか、私なりに分析してみます。
坊ちゃまとメイドの関係性が愛おしい
まずは何と言ってもメイドが可愛いこと!(超重要)
ご主人様の坊ちゃまをからかう仕草や発言をしながらも、
坊ちゃまの純粋で素直かつ天然タラシの返しをされてしまうため、
逆に顔を真っ赤にして照れてしまっているメイドが、とにかく可愛い...(*´ω`*)
坊ちゃまもメイドが登場する度に毎回のように褒め殺していくのも、
なんか笑ってしまう...w
それもいやらしい打算的なものではなく、
子供としての率直な感想を言っているだけなのが、既に罪深い...w
天然タラシの坊ちゃまと、心を大きく揺さぶられているメイドの関係が愛おしく、
読むだけで癒される作品です(*´ω`*)
瞳の描き方と魅せ方
そして、このメイドの描き方が特徴的で、
基本モノクロで描かれるマンガというコンテンツで、
敢えて"瞳"の部分だけ紫色のカラーにしている、というのがミソ。
ご主人様の坊ちゃまも
「お前の瞳が魅力的で目が離せない!!」
というのを何の恥ずかしげもなく言うのですが、
その度に恥ずかしがっているメイドの姿が可愛すぎるんですよね...💕
いや、実際に紫の怪しい瞳の描き方に、一読者である私も目が離せなくなっているのですが、、、ww
(ご主人様である坊ちゃまが読者の代弁者にもなっているのが面白い!)
"謎"の要素も存在する
メイドが可愛いだけでなく、
「メイドが屋敷の坊ちゃまのもとで働くことにした理由」が不明であり、
そこが本作の謎であり、引き込まれる要素の一つにもなっているのかなと思います。
「主人公の坊ちゃまの父親が亡くなり、屋敷の使用人などを雇い続けるお金が無くなってしまった」
そんな落ち目の屋敷に突然訪れたのが、本作の怪しいメイド。
「住み込みで働き続けさせてくれれば、お給料はいりません」
ええええええええええええ!!??
そう、このメイド、ただ働きで屋敷の使用人として働いているのです。
それも坊ちゃましかいない屋敷で。
つまり、坊ちゃまとメイドの2人暮らし。
『最近雇ったメイドが怪しい』は、坊ちゃまとメイドの物語ですが、それは同時に、
怪しいメイドが屋敷でメイドとして働く理由にもなっているはず。
つまり、メイドが屋敷で働く目的は坊ちゃま(あるいは屋敷?)かと思いますが、
そこが本作の今後読み進めていくうえでのポイントにもなりそうです。
(そんなことは気にしなくてもメイドさん可愛い!だけでも十分ですがw)
以上です。
小難しい話もなく、サクサク読めるので、気になってる人はぜひチェックしてみてください~👋