『ワンピース』953話のネタバレ・感想になります。
河松の過去(河童と狐の物語)
日和が河松のもとを去り、途方にくれる河松。
そんな彼の前に、衰弱した狐が現れます。鈴後の地を統べる霜月家の大名「霜月牛マル」の相棒の狐にして、名をオニ丸。
オニ丸は、牛マルが亡くなった後に奉られた刀を盗賊たちから守っていました。鈴後には亡くなった人の所有していた刀を墓標の代わりに刺す風習があるそうです。
河松はオニ丸の手当をしたり食べ物を与え、衰弱した状態から救います。
ところで「霜月家」の「牛マル」と「オニ丸」ってだけでもゾロに関するワードが満載ですよね。
※ここについては、ゾロ好きな私が今後「ゾロについてのまとめ」を記事にしたいと思います('◇')ゞ
しかしここで一悶着。
13年後の戦いに備えて武器が欲しい河松は墓場の刀を使いたいと思い、刀を掘り起こそうとします。それに対して、オニ丸はそんな墓荒らしは許さないといった具合に噛み付いてきます。
日和を失い、守れなかった自責の念に駆られる河松は、泣きながら自身にできることを最大限わかってもらえるように声を大にして訴えます。
「腹が減ってるなら腕を噛みちぎっていけ! 私はやめない!!」
河松の覚悟と優しさを感じたオニ丸は噛み付くのをやめ、河松の刀集めに協力することに🤝
盗賊たちから墓場の刀を守りながら刀を追い剥ぎするときに「牛鬼丸」と名乗る河松。
その後食糧調達のために花の都に出向いた河松は捕まり、13年間戻ることなく、時が過ぎてしまったようです。
牛鬼丸の正体は狐🦊
取られた秋水を取り戻すために牛鬼丸を追いかけるゾロと、過去の話を受けて多くの武器が眠っているであろう鈴後に向かう日和と河松。
3人が訪れたその場所には、過去に河松とオニ丸が集めた刀が沢山ありました。
ここで河松があることに気付きます。
「武器の数が増えている...?」
過去にオニ丸と2人で集めていたときより刀が増えていることに気付いた河松。
あ..(察し
どうやら「牛鬼丸」を名乗っていた男はオニ丸が人間に化けていた姿で、人間の姿に化けることでより多くの刀を集めていたようです。さながら狐の恩返しですかね(*´ω`*)
そして、河松が集めた刀の場所まで辿り着いたところを見届けて満足したのか、オニ丸は狐の姿に戻ってどこかに去って行きました🦊♪
ゾロが閻魔でカイドウを討つ(確信)
日和もゾロに対して「秋水」を返して欲しいとのことで、やはりワノ国にとって「秋水」はとても価値ある刀のようです。
怒るゾロに対して「秋水」の代わりに刀を譲ると言う日和。
彼女が提示したのはなんと、おでん様から譲り受けた名刀「閻魔」。
この「閻魔」、唯一カイドウに対して傷を付けた刀とのこと。
これをゾロが受け取るということは大きな意味がありそうです。
そう、ゾロがカイドウとぶつかり、再び傷を負わせる伏線になるのではないでしょうか。
※ちなみに937話「おいはぎ橋の牛鬼丸」にて、ゾロが「閻魔」を見ている扉絵が描かれており、バッチリ伏線回収済みという。さすがは尾田先生(∩´∀`)∩
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
ゾロ好きな私大歓喜の展開です!!
ゾロが四皇カイドウに深手を負わせ、5番目の皇帝であるルフィがトドメをさす展開が現実味を帯びてきました。
さぁいよいよ人も武器も揃ってきて、開戦の準備が整ってきましたね。
そして、953話の最大の見どころは、ゾロが「閻魔」を手にする点です。
しかし、このままおでん様の名刀「閻魔」をゾロが持って行ってしまうとは少し考えづらいです。後継者として「モモの助」がいるので、戦いの間だけ借りて、終わった後に彼に渡すのではないかと。
そして、ワノ国を救った新たな剣豪として、リューマの「秋水」を正式に譲り受けるか、他の名刀を譲り受けるのかといったところでしょうか。
あとは日和との進展にも期待していいっすよね、ゾロ先輩!!
どちらにしても、ワノ国での今後のゾロの活躍からますます目が離せません!!
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