最近話題になった『ポケモン自己診断』について、少し思うことがあるので、記事で意見を述べます。
まず私は、こういうのって、やるとき・やるタイミング・やる時間によって、回答も変わってくるし、「こう回答したらこうなるだろうな?」という予測から、自身がそうでなくても違う方向にもっていくことだって容易にできるので、あまり信憑性が無いものだと思っています。
ちなみに私はこの診断3回試してみました。(1回目は7/29AM、2回目は7/29PM、3回目は7/30AM)
最初はフーディン、2回目はイーブイ、3回目はディグダといった感じで、完全にバラバラでしたね。
「あのときはこう回答したけど、やっぱこっちだなー」ってやっていくと、当然分岐点が変わってくるので、結果も違ってきます。
しかし、就活でもこういった自己診断系のものって割とメジャーですよね。
私自身、就活から3年以上経っているのですが、「人をこういった数問のアンケートなり問題なりで測って一括りにするのどうなん??」という気持ちが強くあり、今でもその気持ちに変わりはありません。
だって、人って「元々特別なオンリーワン」じゃないですか?
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「こんな数問で私を知ったような気になるなよ、一括りにするな」って割と言いたい。
(株)ポケモンでは人が足りないのか、今、求人活動をしているみたいですが、公式がこういった自己分析とかを展開しているのを見て、正直少しがっかりしました。
「あぁ、ポケモンもやっぱり一企業なんだなぁ」というがっかりです。
「あなたはコイキングタイプです! 〇〇が得意で××な職業に向いてます」
とか
「あなたはメタモンタイプです! △△が苦手で▽▽な場で活躍できる!」
って、言われて「あぁこういう要素も確かに自分にもあるな」って思わせて、信じる。
誰にでも当てはまるようなことを書いて、さも自分に該当するように錯覚させる効果のことを「バーナム効果」と言いますが、これもそれに近いものではないですかね。
勿論、ただのお遊び感覚でやる分には否定するつもりはありません。
しかし、「◇◇は向いてません」とか書いてあると、その結果を受けて「あぁ私には××は向いてないんだな、諦めよう..」ってなってしまう人って少なからず出てきてしまうこともあるのではないでしょうか。
これってその人の未来の可能性を一つ潰していることにならないかな?という。
誰だって、頑張れば行動すれば成功する!とは言いません。
それでも、なんにでもなれる・なんでもできるチャンスって世の中に沢山転がっていますよね。
なんかそれを一つ摘んでしまう可能性があるような書き方がされていると、正直幻滅してしまいます。
私、『ONE PIECE』のゼハハおじさんこと黒ひげの言葉に好きなシーンがあるのですが、それがこちら24巻225話の場面。
何を言われてもね..? 「人の夢は終わらねぇ」んですよ笑
私は、診断とか占い系によくある「あなたは◆◆です」タイプのやつは「大きなお世話だ」と思ってしまうタイプなので、この自己診断に関してはマイナスイメージのほうが強く抱いてしまいました。
※(株)ポケモンさん、ごめんなさい。
※楽しんでやっただけだという人も当然いると思います。そういった人は私のこの意見は特に気にしないでください。不快に取られてしまっていたらすいません。
まぁとはいえ、ポケモンというコンテンツは好きなことに変わりないので、特に気にせず、「明日も明日の風が吹く~」と気軽にやっていこうと思います。
そう、例え「お前には向いてない」とか「ただの夢物語かよ笑」と言われても、(それがポケモンという大きな存在であっても)気にしないで自分たちの夢に向かって突き進みましょう٩( 'ω' )و
以上、今日は『ポケモン自己診断』に対する私なりの意見でした。
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