今日は『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の極上音響上映を、
映画館で見てきたので、その感想を綴ろうと思います🙇
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、
主人公のヴァイオレットと、先輩であり愛する人であるギルベルトを中心とした、
歴史を紡ぐ切なくも愛おしいストーリー構成となっていました。
結論だけ言ってしまえば、
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の全てが詰まった最高傑作でした😭
劇場版の話は、まさにヴァイオレット・エヴァーガーデンのための構成。
"自動手記人形"として手紙の代筆サービスをするヴァイオレットは、
余命僅かの少年・ユリスから、家族と友人への手紙を代筆することになります。
「伝えたいことは伝えられるうちに伝える方がいい」
ギルベルトから「愛してる」と言われたものの、
その意味とその返事が出来ずにいたヴァイオレット。
家族や友人に素っ気ない態度を取ってしまうユリスに対して、
自分自身が気持ちを伝えることが出来なかったことも受けて、
それがどれほど辛いものなのかを訴えるシーンにグッとくるものがあります😭
手紙でも言葉でも、自分自身の「本当の気持ち」を伝えることの大切さ、
それを改めて教えてくれるのが『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品。
ストーリーの中盤では、
「亡くなったと思っていたギルベルトが生きている」
という衝撃の情報に辿り着き、彼の元へ訪れるものの、
ギルベルトがヴァイオレットに対して抱く複雑な感情がまた辛く、、、
戦争をしていた時代に、孤児だった女の子を、
軍人の家系である「ブーゲンビリア家」の次男・ギルベルトに、
「武器」として預けられることが始まり。
ギルベルトは最初は戦争に共に駆り出していたものの、
彼女には人としての幸せを築いてほしいと願うようになり、
彼女に「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という名前を授けるのです。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品の根幹は、
孤児だった女の子と、心優しい軍人子息の、辛く苦しい心温まる物語なのです。
戦争で彼女を駆り出してしまった自身の過去に苦しむギルベルトは、
戦争終結後であっても彼女と再会することを拒み続けます。
(本当は会いたい、でも彼女を不幸にした自分には彼女に会う資格は無い)
しかし、どれだけ拒絶されたとしても、
ヴァイオレットのギルベルトに対する「愛」は変わりませんでした。
そこで彼女は言葉ではなく「手紙」として自身の想いを伝えることにします。
ここがまさに"自動手記人形"をテーマにした、
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』らしさが前面に出ていた部分ですね(*´ω`*)
そして最後には、ヴァイオレットの想いはギルベルトに届き、
2人は生涯を共に過ごすことを誓った形でハッピーエンドで終わりました!🎊
そんな2人の物語を中心に構成された劇場版では、
始まりと終わりにデイジーという女性が登場します。
デイジーは、祖母のアンが亡くなった際に、偶然見つけた古い手紙から、
"自動手記人形"とヴァイオレット・エヴァーガーデンの功績を辿るのですが、
それはヴァイオレットの生きた証を映画で見に来ている視聴者そのもの。
音楽もさることながら、素晴らしき演出と展開力に脱帽しました。
ありがとう、京アニ。
こんなに素晴らしい作品を作ってくれたことに感謝です<(_ _)>
来場者特典で貰ったカードがあるのですが、それもまた良い。。
一見、普通のポストカードのように見えるのですが、この裏面を見てみると、
このように手紙のような構成となっていて、
ヴァイオレットの切手(2人が再会できたエカルテ島で作られたという限定の切手)が貼られていて感動しました😭
ありがとう😭😭😭
もうね、最後の上映でこのカードを貰えるというのが粋な計らいすぎて、、
とにかく!最高でした!!🙇♂️🙇♀️