新型コロナウイルスの影響で、政府が全国の小中高に休校の要請をしました。
2020年3月2日から始まった全国休校の報せ。
3月は卒業式や受験なども控えているのに、、といった心境の子供たちも多いのではないかと思います。
友人や知人と会えない時間が長いと寂しくなるかも...(´・ω・`)
というわけで今日は、休校中におすすめのアニメを私なりに理由も踏まえて紹介できればと思います。
ぜひ自宅学習の息抜きなどに、利用してください(∩´∀`)∩
推薦アニメ①『プラネテス』
主人公・ハチは宇宙で働くサラリーマン。
その職業は宇宙開発によって生まれた宇宙ゴミ(スペースデブリ)を回収するデブリ屋。
彼は将来「個人用の宇宙船」を持つことを夢見て、日々を生きていましたが、現実と夢の狭間で今後の自分がどうしていくべきか、悩み葛藤し成長する、そんな物語です。
彼を変えたのは、同じくデブリ屋として新入社員で入ってきたヒロイン・タナベとの出会いでした。
これまで
「一人で生きて一人で死ぬことが本物の宇宙船員(ふなのり)」
であることをポリシーとして生きてきたハチ。
一方でタナベは、
「他人との関係性はすべて"愛"に通じている」
という真逆の価値観を持っていたために、出会った当初は衝突ばかりでした。
しかし、仕事や価値観のぶつかり合いを通して、少しずつお互いを分かり合っていき、最終的には結婚することになるという展開は見ていて思わずニッコリします。
ハチの成長と、タナベの献身的な愛、それによって救われた人々の交錯する想いが、本作の見どころだと考えます。
その他、宇宙開発に否定的な過激派組織「宇宙防衛戦線」との抗争や、
繊細な人間心理を描写しながら、世界観は壮大という二面性を持つ良アニメです。
特に私が好きなのは、24話「愛」以降の話。
宇宙防衛戦線に襲われたタナベが、防衛戦線のテロリストだったクレアと、いざこざがあり、テロの渦中から脱出。
そのとき不時着した場所は有人施設から遠く離れた月面。
負傷して動けなくなっていたクレアを助けようとしたタナベ。
しかし、無情にもタナベ自身の酸素が無くなってしまいます。
テロリストに加えて動けなくなっているクレアの宇宙服を使えば、タナベは助かるにも関わらず、彼女はそれをしませんでした。
最後までクレアを見捨てなかったのです(´;ω;`)ブワッ
その後シャトルバスの救助が来たものの、タナベは結局、酸素不足の影響で神経を壊してしまい、宇宙での仕事を辞めるしかなくなってしまいました;つД`)
こういった極限の状態での彼女の賞賛に値する行動は、
今の社会においても間違いなく必要な"愛"が見え隠れしています。
そう。コロナウイルスで、自分のことしか考えずマスクやトイレットペーパーを買い占めている人にこそ、このアニメを見てほしい。
いかに自分が恥ずかしいことをしてるか、わかると思います😔
こういった緊急事態、極限状態だからこそ、
人類一人ひとりが相手を思いやり、助け合う行動を取るべきではないでしょうか。
自分一人で生きているわけではないのです。
改めて、今回問題になっている転売屋や買占める人たち、目を覚ましましょう。
ということで、休校中というよりは、
今の荒んだおかしな社会に対して、警鐘を鳴らしてくれるアニメ『プラネテス』の紹介でした😉
お時間ある人はぜひ見てください。おすすめです(`・ω・´)ゞ