今日からとある1曲のアニソンについてお話をする企画を始めようと思います。
その名も「アニソンガタリズ」。
『ワンピース』OP「ウィーアー!」
第1弾は『ワンピース』のOP1「ウィーアー!」について。
ありったけの夢をかき集め、捜し物を探しに行くのさ
ONE PIECE!
『ワンピース』のストーリーを語る上で欠かせないフレーズ。
そして「探し物」ではなく「捜し物」である理由。
二つの違いについて。
実際に実在するものを前提にする場合は「捜し物」となり、
未知のもの、あるかわからないものの場合は「探し物」という使い分けをします。
このことからも「ワンピース」という宝は実在するんだということがわかります。
羅針盤なんて渋滞のもと、熱にうかされ舵を取るのさ
羅針盤に従って進む航海は皆が同じ道を歩むゆえに渋滞します。
それでも進み続けるのには理由があります。
その先に「夢」があるから。
そんな「夢」を追い求める熱に浮かされ、今日も舵を取り続けます。
そして、第1期のOP映像で登場した海王類たちは、恐怖の存在ではなく、
"自由な海"を進む同じ"渋滞仲間"として捉えているのでしょう。
ホコリかぶってた宝の地図も、確かめたのなら伝説じゃない
「ワンピース」における伝説とは、まだ誰も見たことがない・確かめたことがないもののことを指します。
どんなにすごいお宝も人の手に渡ればそれはもはやオワコンなのです。
そう、主人公・ルフィにとってまだ見たことがない「ワンピース」という実際に存在するお宝。
それを追い続けること、そしてそれを実際に確かめたそのとき、それはもう伝説ではなくなるのでしょう。
しかし、それを手にするまでの前人未到の道のりと達成した瞬間が伝説となるのです。
個人的な嵐は誰かの、バイオリズム乗っかって、思いすごせばいい
まず「バイオリズム」について話します。
「バイオリズム」とは、心身の3つの波である「身体」「感情」「知性」のことを指します。
そしてここでいう「個人的な嵐」とは?
"心のざわつき"を「嵐」という言葉で表現していると仮定した場合、
個人的な心のざわつきや揺れ動きは、心と身体の波長に合わせて過ごせばいい、ということになります。
つまり総合すると、自分の心に素直に過ごせばいい、ということです。
これは、ルフィ(そして元海賊王ゴール・D・ロジャー)が目指す「海賊王」のポリシーを表しています。
ありったけの夢をかき集め、捜し物を探しに行くのさ
ポケットのコイン、それとYou wanna be my Friend?
「ポケットのコイン」とは?
これは、ポケットに少しばかりのお金しか無い状態のこと。
そして「You wanna be my Friend?」は直訳すると、
「あなたは私の仲間になってくれるないか?」
主人公・ルフィは、シャンクス(赤髪海賊団)に憧れて、
「俺もシャンクスみたいな仲間たちを見つけてみせる!」という想いを胸に、独りで小舟を使って航海を開始しました。
この歌詞に赤髪海賊団の面々が出てきた後に、
ゾロやナミ、ウソップ、サンジといった、「後に出会う仲間たちが描写されている」ことからも、この歌詞とリンクしていることが伝わります。
泣ける..(´;ω;`)ブワッ
We are, We are on the cruise!
ウィーアー!
直訳すれば「私たちは航海中だ!」
『ワンピース』という物語が、主人公・ルフィをきっかけに動き出したぞ!、航海が始まって今真っ最中なんだぞ!という意味。
最後に
『ワンピース』の中でも一番の名曲です。
改めて歌詞をこうして見てみると『ワンピース』の作品にマッチさせてくれてることがよくわかります(*´ω`*)
こんな感じでアニソントーク第2弾、3弾とやっていこうと思います^^ ではノシ