『劇場版ワンピース スタンピード』感想です。
※まだ見てない人はネタバレが含まれますので、ご注意ください。
来場者特典第1弾は今回のテーマである「海賊万博」に因んだ1万89(ばんぱく)巻を頂きました笑。
尾田先生のこういう遊び心好きです😊
最悪の世代、全員集合
今回の映画では、「最悪の世代」と呼ばれたルーキー達が全員揃って開幕を盛り上げます。
キッド、アプー、ドレーク、ホーキンス、ウルージ、ボニー、ベッジとシャボンディ諸島で集って以来の集結に鳥肌が立ちました🐣
そして、ローはルーキー達の中でもいち早く、海賊万博の主催者であるブエナ・フェスタの狙いに気付いて動こうとしていました。さすがローさん..(; ・`д・´)
しかし、不穏な動きを排除しようと主催者側から万博内の警備に任務を仰せつかったバギーとその一味に追われているようでした。いきなり満身創痍...(;゚Д゚)
「ワンピース」とは
ワンピースのテーマは「ひとつなぎの大秘宝ワンピース」を求めて、海賊達がしのぎを削る物語。そんな物語の核心となるワンピースが何か、この劇場版で明らかになりました。
それは「ラフテルのエターナルポース」。
ラフテルとはグランドラインの最終地点で、海賊王だけが確認したとされる夢の島。
そこへの道標となる貴重なアイテムが海賊万博のお宝と判明。
これによって、あらゆる海賊がその宝を奪い合うことになります。
その中には、クロコダイル🐊や警備をすると見せかけて参戦模様のバギー🤡、そしてあのロブ・ルッチ🕊までも狙っている..!?
現れた「鬼の跡目」👹
海賊王ゴールド・ロジャーの元船員にして、No.2であったシルバーズ・レイリーと肩を並べるほどの実力を持っていたという男、ダグラス・バレット(通称「鬼の跡目」)。
史上最悪のインペルダウンLevel6の囚人として閉じ込められていましたが、頂上戦争で黒髭がインペルダウンの囚人達を解放した後に脱獄を果たしました。
ダグラス・バレットとブエナ・フェスタは共にゴールド・ロジャーに敗北した者同士。
"海賊王としての実力"でロジャーに負けたバレットと、大海賊時代の幕を開けたロジャーに"エンターテイナー"として負けたフェスタ。
2人はお互いの目的のために手を組み、世の中をひっくり返してやろうと画策していました。その序章が「海賊万博」だったようです。
自身の腕力とガチャガチャの実の能力、そしてガチャガチャの実によって作られた巨大な武装兵器に纏わせる覇気の力で、次々と海賊も海軍も再起不能にしていくバレット。あまりにも強過ぎて、ルーキー達も歯が立ちません。
バレットにとっての海賊王
バレットは、過去にロジャーに敗れて以来、勝つためにどうすればいいかを考え続けていたようですが、そんなロジャーが処刑され、目標とする男を亡くしたことから1人で暴れまわっていました。
そんな男1人を止めるために、海軍は過去にバスターコールを発令したことがあり、そのときの敗北を払拭するために、フェスタを使って海軍も呼び寄せて、自身の強さを証明し直そうと考えていたようです。
バレットにとって、仲間を持つことは弱者のすることであり、「海賊王」とは己自身の最強を意味する。
これはルフィの目指す海賊王とは相反するものです。
ウソップを傷付け、そして馬鹿にしたバレットに対して、感情を剥き出しにするルフィ✊⚡✊
お互いの主義主張がぶつかり合う、まさに男同士の本気の戦いを見た気がします。
恐怖の再来、バスターコール
海賊万博の開催地に訪れる海軍。
バレットとフェスタの陰謀で、一箇所に集められた海賊達は、海軍の格好の的。
海賊万博のお宝が「ラフテルのエターナルポース」であることを聞きつけて、島ごと抹消するために、赤犬元帥の命令の下、現地の黄猿大将によってバスターコールが発令されてしまいます。
やはり...どうやらラフテルという島には、世界政府や現海軍にとって都合の悪い何かがある様子。ここは、今後のワンピースの展開の鍵となりそうですね。
共闘する7人
バレットのあまりの強さに海賊も海軍も太刀打ちできずにいましたが、ローがバレットに対する秘策あり。ローさん、完全に参謀長ですね( ゚Д゚)
ただこの作戦は一人では実施することが難しいため、戦場に集った猛者達に協力を要請します。
そのメンバーこそが、スタンピードのメインビジュアルを飾るメンバー。
ルフィ、サボ、ロー、ハンコック、スモーカー。
ローの作戦を何も気かずに動くルフィや、悪態をつきながらも協力をしてくれるスモーカーに思わず( ̄ー ̄)ニヤリ
そして偶然にも同じ場に居合わせたバギー笑。本人は逃げたくて仕方ないようですが、自然と巻き込まれてしまいました^^;
また、バレットからお宝を取り戻す機会を伺っている様子だったロブ・ルッチも、一人では取り戻せなさそうな状態だったために、作戦に隠密で便乗。陰からバレットへ攻撃を与えていました。
最後はルフィがバレットを撃ち、あと一歩のところでウソップの放った翠星が効果を発揮するなど、まさに全員で掴んだ勝利でした!!
「一人じゃ生きられない、皆で助け合って生きている」ということをテーマにしたワンピースらしい展開に胸が熱くなりました(∩´∀`)∩
ハンコック🐍がとにかく可愛い😍
ルフィに恋煩いの海賊女帝ボア・ハンコック。
ルフィの危機に駆け付けては、隙あらば「恋はハリケーン」の如くルフィのために帆走します。
ルフィがどこにいようとも駆け付ける女帝様...痺れます(*´ω`*)
そしてリアクションがいちいち可愛い。そんなハンコックの姿が見れて余は満足じゃ..😍
サボとエースの火拳
海賊万博の実況をしていたアンのビジョビジョの実の力で一瞬だけエースを立体化し、サボとの合わせ技で、ルフィ達麦わら海賊団をバスターコールから守り、逃げるための道を作ってくれました。
さすがサボの兄貴!!
エースの形見として引き継いだメラメラの実の能力をこういった描写で見せてくれて嬉しかった(´;ω;`)
以上が「ワンピース スタンピード」の感想でした。
これまでの劇場版ワンピースの中でもトップレベルに面白かったです!!
ワンピース好きな人は是非見に行って欲しい。過去の敵キャラもどんどん出てきてオールスター感がある上に、各キャラごとの魅力がしっかり詰まっています(*´∀`*)