『デート・ア・ライブ』通称『デアラ』。
原作ラノベが2020/3/19(木)で完結しました。(全22巻)
好きな作品の一つなので、今回は完結までの感想記事を書きます😊
デアラとは
「このライトノベルがすごい!」に選ばれたこともある、
「空間震」という現象が世間を賑わせている世界。
その「空間震」が起こる原因を作っているのは"精霊"と呼ばれる存在。
「空間震」が続くと世界が崩壊する危険性があるため、止める必要があります。
ではどうすれば止められるのか?
それは精霊たちと"デート"をしてデレさせること。
アホなことを言っているように見えるかもしれませんが、そういうお話ですw
精霊と言われるヒロインたちは皆可愛く、個性的です。
精霊たち一人一人には「なぜ精霊になったのか」の背景があります。
"ほとんど"の精霊たちは、元々人間であり、"とある理由"から各々が精霊になるのですが、詳細についてはぜひ本編を読んでほしいです。
全体を通しての感想と魅力
私が『デアラ』と出会ったきっかけはTVアニメでした。
そこから原作ラノベも追いかけ始めます。
橘先生の紡ぐストーリーと、つなこ先生の描く挿絵の可愛さを楽しんでいました。
魅力その①
登場する精霊(ヒロイン)10人全員の物語
『デアラ』で登場する精霊はヒロインでもあります。それは全部で10人。
最終的に、全員が1~10までのいずれかの数字を持つ名前を冠しています。
- 鳶一折紙
- 本条二亜
- 時崎狂三
- 氷芽川四糸乃
- 五河琴里(※主人公は五河士道)
- 星宮六喰
- 鏡野七罪
- 風待八舞(八舞耶俱矢/八舞夕弦)
- 誘宵美九
- 夜刀神十香
最終巻でも、この数字が大きな意味を持ちます。詳細は本編でぜひ。
いやー、これを知ったときは「橘先生すげぇ」と鳥肌が立ちました。
そして彼女たちは主人公・士道の優しさに触れて"精霊"の力を無くし、災害をもたらす存在ではなくなりました。
しかし、最後に現れた"ビースト"という存在が、これまで登場した10の精霊たちの力をすべて持っていたのです。
そしてその"ビースト"の正体が十香だったのは心がざわつきました。
でも最後に、『デアラ』の裏・主人公といえる狂三のおかげで、
士道と十香が笑顔でお互いに再会することができて良かったです(*´ω`*)
魅力その②
時崎狂三というキャラクタが可愛くてカッコイイ
これは私の個人的な嗜好なのですが、時崎狂三というキャラが好きでした。
まずはそのカッコイイかつクールなビジュアル。
「刻々帝(ザフキエル)」という「時間を操る」能力を持つ故に、
片方の瞳が時計のデザインをしているのが大きな特徴で、中二心をそそられます。
また、基本スタイルが赤と黒を基調とした「ゴスロリ仕様」であり、
普段の謎の言動と怪しげな挙動も含めてミステリアス感が満載。
私の好きな要素を詰め込まれたようなキャラクタであり、彼女がいなければここまで『デアラ』を追い続けることもなかったように思えます笑。
そして、ビジュアルだけでなく、"陰の立役者"としてのポジショニングを取っていたのも好感度が高い理由の一つです。
他の皆では解決できない有事を「狂三なら解決できる」というのが結構あったように感じます。
最後に
『デート・ア・ライブ』はTVアニメ4期の制作、
時崎狂三メインのスピンオフ『デート・ア・バレット』はTVアニメ企画が進んでいますし、こっちも楽しみです(∩´∀`)∩
最後になりますが、橘先生、つなこ先生、お疲れ様でした🙇
本編は終わりましたが、まだスピンオフの「アンコール」や「バレット」はありますし、TVアニメも続くのでこれからも一ファンとして応援します~ヾ(≧▽≦)ノ