『Reゼロから始める異世界生活』の劇場版、氷結の絆を観てきました。今回はその感想になります。
※ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Re:ゼロから始める異世界生活とは
主人公が唐突に異世界に飛ばされ、そこで出会ったヒロインのために動く物語。
そして、その主人公はその異世界では、何度死んでも記憶もそのままに蘇る(というよりは時間を巻き戻せる)「タイムループ」という能力を持っているのが特徴。
その能力を活かして、基本無力な主人公が、救いたい人を何度失敗しても挫けそうになっても救おうと立ち上がるのがいいなと思う作品です。
劇場版の見どころまとめ
本劇場版は、エミリアとパックの出会いを描いた物語となっています。
ポイントを列挙すると以下のような展開でした。
- エミリアが暮らしていた森には他にも住人がいたが、全員エミリアの力で氷漬けにされてしまった
- ハーフエルフのエミリアだけが助かり、そこでパックと出会う
- パックが「エミリアを見つけられなかった」ことを謝罪
- "調停者"なる存在が、世界の均衡を守るためにいること
- "調停者"が"魔女の系譜"のエミリアを裁こうとする
- パックがエミリアを守るために、"調停者"と対峙する
- "調停者"に勝つために、エミリアを守るために、エミリアがパックと契約する
- 本来、何者かによってパックがエミリアと契約(というよりは過度に干渉)することを禁じられていた
- 調停者からエミリアを守り、それ以降「リア」という愛称で呼ぶように
1期から謎だったヒロイン・エミリアの生い立ちやパックとの関係性がわかる、『リゼロ』の本編をさらに深くまで楽しめる作りになっていました。
ちなみに映画を見なくても本編には支障はなさそうでした。
ただ、今後のTVアニメ2期で触れられる話をより理解するためには、見ておくと良いかもって感じですね。
来場者特典で貰った特典小説のあとがきにも「今後のアニメ2期で映画で触れた話にも触れる予定です」と書いてあったので|ω・)
特典小説について
TVアニメ13話で「ルグニカ王国」の王選候補たちが勢揃いしましたね。
「ルグニカ王国」は過去に王族が全員亡くなり、竜と意思を交わす力のある5人から王を選ぶことになっています。
そこで登場した各候補たち陣営の7年前の話が小説で読めます^^
改めて王選候補たちについておさらいです。
プリシラ・バーリエル
王選自体が無意味、自分以外が王になることなどあり得ないと豪語する女王様タイプ。
クルシュ・カルステン
カルステン公爵家当主。
スバルに対しても的確な助言をするなど、一番利己的ではなく王の器として適任に見えます。
酒の席での一幕好きでした(*´▽`*)
アナスタシア・ホーシン
自身を"欲深い"と自称するホーシン商会のアナスタシア。
その本性はまだわかりませんが、この笑顔には何か裏がありそうな...。
エミリア
ハーフエルフ故、差別的な扱いを受けてきたエミリア。
そのため、彼女にとって"すべての民が公平であること"が一番望ましい世界であり、王となったからにはそんな国を作っていきたいと考えているようです。
フェルト
貧民街の浮浪児から王様になるという下克上を果たさんとするのがフェルト。
元々、王になるつもりもなかったものの、王になって現状の国の風通しの悪さを壊すために王選参加を決意。
TVアニメ2期は、王選候補たちの王になるための熾烈な戦いが予想されますが、それも含めて期待しています。
では今日はこのへんで失礼しますノシ